農園の南方には、仁木町のシンボル頂白山(461m)が見下ろしている。
ぶどう畑、西洋梨の高木を前景に、高台のブルーベリー畑、
そして背後に山がある図が、私たちが毎日畑に向かうときに見ている光景だ。
果樹園の左右両脇は、それぞれお隣のトマト畑が続く。
ハウスの中で熱心に働く人たちを眺めながら、その日の作業場所へ。
家から果樹園を眺める。
農家は仕事と暮らしが繋がっている。
畑での作業と家の中とは、明瞭な切れ目はない。
靴の泥を拭い、上着を脱いで、
徐々にONからOFFへと切り替わっていく。
けれども、天候の変化、畑で物音、動物の声、蕾の膨らみ、虫たちの動静、
すぐにOFFからONへと連れ戻される。
農家と暮らしが一体のものなら、
毎日眺めるのだから、
良い景色を見て暮らしたい。
住宅のある辺りから、どの方向、どの位置から畑を見渡す光景がいちばん好きか
いろんな場所に立って考えてみたりもした。
果樹園は頂白山に見下されている |
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