Kii's Open Field

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2016年1月18日月曜日

二度の水害

気候変動、地球温暖化。
大きなスケールでは、そのような変化といえるのかも知れない。
昔も水害はあった。
昭和30年、40年代の洪水被害は大きく、
余市川に掛かる橋のほとんどが流された。
その後、橋は改築された。
しかし、九州・本州などと比較すると、北海道は雨が少なく、
台風に遭うこともまれだ。
水害への備えは十分とはいえない。

そんな雨対策の状況は、決して人ごとではなかった。
就農した翌年、2011年9月、3日間連続の長雨最期の日に床下浸水。
警察や取材も入り、地元TVテロップや新聞記事に紹介され、ちょっと有名になってしまう。
さらに2015年4月、雪解け水と、ちょっとした降雨で再び冠水。
いずれも消防ポンプで汲み出してもらって、事なきを得た。

調べてみると、住居周辺は明らかに周囲に比べて高度が低い。
集まった水の排水先にも問題があることがわかった。
普段は何も問題ないのだけれど、
大雨が続いた時や、春先の雪解け時には、地下水位が高くなり、
周囲から水が集まってきて増水、すぐに冠水状態になることがわかった。


水の恐ろしさを経験した私たちには、安心して住める住居を求める気持ちが強くなった。


消防ポンプは強力。頼ってばかりはいられませんが。



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